どんなジャンルで新規サイトを作っていくか決まったら、次にすることはサイト構築です。

ただ、サイト構築とはいってもやることはとっても簡単で、サイトの骨組みとなるカテゴリを決めていけばOK。
カテゴリを決めさえすれば、各カテゴリごとにキーワードを振り分けて記事を書いていけば、サイトが完成するという流れです!
カテゴリ選別を事前にしておく理由
グーグルが公開している品質評価ガイドラインの中で、網羅性の重要性が記載されています。全ページ英文ですが日本語訳もあります。
網羅性は、そのジャンルに関してユーザーが知りたい情報のすべてを記事化しているという意味で、これは専門性の評価にも影響します。
ただ、なにもその道のプロが運営(あるいは監修など)したサイトだけが、専門性があると評価されるわけではありません。
そのジャンルの情報を網羅的に扱うことでも専門性は上がります。関連記事を充実させたことで検索順位が上がったという事例は実際あります。

アフィリエイターや一般ブロガーであっても、網羅性を意識すれば検索上位を狙えることは可能。そのためのカテゴリ選別なのです!!
なら、どうすれば網羅性のモレをなくすことができるのか。それが、はじめてにカテゴリを決めておくという手法になります。
カテゴリはまず真似ろ!
一からカテゴリを考えてくのもいいですが、効率的に探していく方法として、同ジャンルで検索上位にある他サイトのカテゴリ構造を参考にします。
検索順位の上位1位~10位にある各サイトのカテゴリ構成を一通りチェックして、自サイトのカテゴリ構成に取り入れます。
具体的なカテゴリ調査方法
コロナ禍の中で最近需要が高まっている「動画配信サービス」で新しくサイトを作ろうと思ったときのカテゴリ選定法を紹介。
まず、どんなキーワードで参考となるサイトを見つけるかですが、検索ボリュームが高いキーワードを中心に探していきます。
たとえば
「動画配信 比較」
「動画配信 おすすめ」
「VOD おすすめ」
などあります。
これらを検索にかけて1ページ目に出てくるサイトをチェックします。このとき動画配信以外のサイトを扱う、いわゆる雑記ブログは無視します。
たとえば、エンタメ全般を扱っているサイトや、マイベストといったランキングサイト、価格ドットコムといった比較サイトです。
参考にすべきは動画配信を専門に扱うサイトで、企業より個人(企業でも規模が小さいところ)がおすすめです。
各サイトから参考になるカテゴリを洗い出していきます。共通するカテゴリは自サイトでも必ず作るようにします。
動画配信一覧
配信サービス
ジャンル
作品
今回の調査からカテゴリとして選んだのが上記三つになります。各ジャンル分けの意味合いはこんな感じになります。
動画配信一覧 | 各動画配信会社一覧 |
配信サービス | 各社のサービス比較、メリットやデメリット比較 |
ジャンル | ドラマ、アニメ、邦画、洋画などの紹介 |
作品 | 映画・ドラマ・アニメなどの作品内容紹介 |
キーワードをカテゴリ分けしていく
記事を書くごとにキーワードを探していく手法もありますが、事前にキーワードを探しておくことで、精密なサイト設計が作れます。

記事同士の導入や、どの記事で訴求していくのかなど、記事同士のつながりがイメージできるためおすすめです。
以前書いた「キーワードの探し方」でキーワードを探していき、たくさんのキーワードを集めたら、一つずつカテゴリごとに振り分けます。
これまで作成してきての肌感としては、カテゴリは4~6個くらいでおさまることが多く、大規模サイトでのカテゴリ数も同じです。
ここまでくればサイト構築はほぼ完成!
カテゴリを決め、調べたキーワードを振り分けていったらサイト構築はほぼ完成です!

あとは、どういった流れで訴求記事へとつなげていくかも重要です。記事には大きく分けて、集客記事と訴求記事があります。
集客記事とは、アクセス数を上げるための記事なので、アフィリエイトリンクは基本貼らずに訴求記事へと誘導します。
こうした記事同士のつながりを考える必要はありますが、あとでいくらでも修正できますので、そこまで深く考えてくても大丈夫です。
ですが、カテゴリ選別はサイトの根幹となる部分になるため、記事を書く前に決めておくことが個人的にはおすすめの手法です。